インプラント(口腔外科)
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さとう歯科クリニックがご提供するインプラント治療
さとう歯科クリニックでは、歯を失ってしまった患者様に対して、選択肢の一つとしてインプラント治療をおすすめしています。外科治療となるため、患者様が安心して治療を受けて頂けるように、経験豊富な執刀医やオペを安全に行える設備を整えております。当院がご提供するインプラント治療をご紹介致します。
インプラント治療とは
インプラント治療とは、歯を欠損した部分の顎骨に人工の歯根を埋め、咬み合わせの回復を行う治療法です。人工歯根には生体親和性の高いチタンが使われ、その上に人工の歯を装着します。患者様の状態にもよりますが、手術はおよそ20分程で終わり、その日のうちに帰宅して頂けます。執刀医の技術が結果の良し悪しに直結するため、歯科治療の中でも難しい治療と位置づけされています。
トリートメントコーディネーターにご相談下さい
当院では、患者様のご要望に沿った歯科治療のご提供に努めています。そのため、歯科医師と患者様の間にトリートメントコーディネーターが入り、治療費や治療期間、不安やご要望など様々なご相談に対応しています。インプラント治療をご検討中の方は、ぜひ一度ご相談下さい。
経験豊富なインプラント治療専門の歯科医師が担当します
インプラント治療は外科治療となるため、執刀医の技術や知識がとても重要となります。そのため、さとう歯科クリニックではインプラント治療専属の医師が担当し、事前の精密検査やシミュレーションを行い、リスクを最小限に抑えた治療提供に努めております。骨造成が必要な症例にも対応しておりますので、骨量が足りずに他医院にてインプラント治療が出来ないと診断された方も、ぜひ一度ご相談下さい。
ICOI口腔インプラント学会認定医の資格を有しております
当院のインプラント治療を統括する院長佐藤は、ICOI(International Congress of Oral Implantologists)口腔インプラント学会認定医の資格を有し、日々インプラント治療の研鑽を重ね、リスクを抑えた的確なオペの実施に努めております。
インプラント治療を受ける際には、どうぞご安心下さい。
手術に備えて事前の検査や口腔内環境を整えます
執刀医の技能に加え、事前の検査や口腔内の環境も治療結果に大きく関係してきます。スムーズなオペの実施や、インプラント体の長期的な維持のために、当院では歯科用CTによる精密検査や、唾液検査など徹底した術前検査を行っています。
歯科用CTのよる精密検査
レントゲン撮影だけでは、安全な手術を行うために必要な情報が、十分に得られません。歯科用CTによる精密検査では、埋入する骨の厚みや正確な位置までしっかり確認する事ができます。さらに、周辺に存在する血管や神経の位置までを把握する事で、より的確な処置が行え、おこりうるリスクを最小限に抑える事ができます。外科治療の安全性向上のためにCTでの精密検査は、必須と言えます。
埋入前の口腔内環境を改善します
インプラント手術後の長期維持を考慮して、事前に口腔内環境を整えます。その際に、歯肉や口腔内に存在する細菌の数などを唾液検査にてお調べします。検査結果を基に、歯のクリーニングや必要な場合には事前の初期治療を行い、口腔内環境をしっかり整えた上で、インプラント治療を実施いたします。
口腔内状態・状況に対応可能なインプラントシステムをご用意
当院では患者様のご要望や口腔内状況に適したインプラント治療をご提供するため、それぞれ特徴のあるインプラント体をご用意しております。
スプラインインプラント
インプラント体の表面を、歯や骨と同じ「ハイドロキシアパタイト」でコーティングする事によって、骨との結合を促進、より強固な結合を可能にします。軟らかい骨などのにも有効なインプラント体で、幅広い症例に対応できます。
POIインプラント
京セラと神戸製鋼所の医療材料部門が統合した際に、設立した日本メディカルマテリアルが開発したインプラント体です。現在では京セラが開発を行い、国産メーカーではもっとも歴史がある国内シェア1番のインプラントシステムです。国産メーカーだけに、日本人の骨格に適した形状や、安心の品質が特徴です。長期使用症例も多く、信頼の厚いインプラント体です。
カムログインプラント
精密な技工物を製作する事で有名なドイツのインプラントシステムで、ポルシェの医療部門によって誕生しました。ドイツ近郊の国々でトップシェアを誇り、世界的にもシェアを伸ばしています。日本人の骨格などにも適しており、生体親和性やインプラントの安定性が高いのが特徴です。
リスクを抑えたインプラント手術をご提供するための体制
さとう歯科クリニックではできる限りリスクを抑えたインプラント治療をご提供するために、専用のオペルームをはじめ、万全の体制を整えております。
CTでの術前シミュレーション
患者様に不安の少ないオペを受けていただけるよう、精密検査の3次元データを使用した術前シミュレーションを行います。様々な状況を想定し、リスクを抑えた治療のご提供に努めております。
専用オペルームを完備
さとう歯科クリニックでは、設備を整えた専用のオペルームを完備しています。プライバシーに配慮した個室となっておりますので、リラックスして治療を受けて頂けます。
静脈内鎮静法
インプラント治療は、通常の歯科治療と大きく異なるため、不安や恐怖から極度の緊張状態となる患者様も少なくありません。
当院では、麻酔専門医が実施する静脈内鎮静法と言う麻酔により、うたた寝の状態で手術を受ける事が可能です。精神的な負担が抑えられ、リラックスした状態で治療を終えて頂けます。
静脈内鎮静法 10万円(税別)
静脈内鎮静法のリスク・副作用・注意点について
- 安全性は高い方法ですが、稀に呼吸や血圧に影響が出ることがあるため、麻酔医の立ち会いが必要となります。
- 使用する当日は飲食等の制限がございます。また、服用中のお薬などがあれば担当の歯科医師に事前に相談しましょう。
- 使用当日は、お車などの運転、飲酒、激しい運動などは行わないようお願い致します。
- ふらつき、血圧や呼吸の異常、意識がしっかりするまではご帰宅できません。
インプラントを正確に埋入するサージカルガイド、『エールガイド』を使用
さとう歯科クリニックでは、インプラントを正確に埋入するためのサージカルガイド、『エールガイド』を使用しています。エールガイドは理想的な上部構造、長期的な予後のためのサージカルガイドであり、設計の段階から審美面、長期メインテナンスについても考慮していますのでご安心してご利用いただけます。
エールガイドの優れている点は、寸分の狂いもなく3D診断した位置にフィクスチャーを埋入できるという点です。位置設定には誤差0.002mm以内のブロックを使用しています。そのため、作業工程での微細なズレも生じることがなく、リスクを抑えた適切な埋入手術が行えます。
ピエゾ(サージボーン)による負担を抑えた精密な骨切削を実施
インプラント治療では顎の骨が著しく少ない患者様の場合、骨移植などの対処法を施すケースが多々あります。骨の移植手術を行うことで骨量を増やし、インプラント治療を可能にしますが、治療が長期化したり大がかりな手術になる等の欠点がありました。
骨を切削する処置の場合、通常は専用のドリルを使用しますが、ドリル切削では、振動や音による不快感を患者様に与える等の欠点があります。それらの問題を解決したのがピエゾ(サージボーン)です。
ピエゾ(サージボーン)は、イタリアのSilfradent社が開発した、インプラント等の歯科手術で使用する医療機器です。切削部分の長さ・深さを正確に調整でき、精密な骨切削を行うことができます。また、超音波振動により、神経や粘膜、歯肉などの軟組織に損傷を与えず、安全に骨切削を行うことが可能になります。ピエゾ(サージボーン)の導入により、骨を対象とする処置の安全性を劇的に高めます。
ピエゾ(サージボーン)の特徴
- 振動・音による不快感を患者様に与えない
- 精密で安全な骨切削が可能
- 骨切削用のドリルに比べ、軟組織へのダメージが少ない
インプラントを埋入する骨がない場合にもご安心下さい
歯を失うと時間の経過と共に、骨が減って行くためインプラント治療を受ける際に、人工歯根を埋入するために必要な骨量が足りない場合があります。こういった場合には、十分な骨の厚みを得るために患者様の状態に合わせた骨造成を施し、安全なインプラント治療が行えるように努めています。
ソケットリフト
ソケットリフトは、上顎骨の厚みが5ミリ以上ある場合に実施する骨造成法です。インプラント体を埋入する穴から人工の骨を入れ、上顎洞を押し上げる事で厚みを得る方法です。比較的負担を少なく行えるのが特徴です。
サイナスリフト
サイナスリフトは、上顎骨の厚みが5ミリ以下の場合に行う骨造成法です。粘膜を切開した後に、上顎洞に自身の骨や人工骨を直接移植する方法です。状態にもよりますが、4~6ヶ月程、骨の再生に時間が必要となります。切開などをするため、負担も大きくなります。
GBR法
骨の厚みが必要な患部に、骨の素となる人工骨や、自身の骨を置き再生を促す方法です。再生の際に、成長速度の早い軟組織が骨の再生部位に侵入しないように、特殊な膜で覆いスムーズな再生を促します。
CGF
患者様自身の血液から得たフィブリンゲルと血小板を使用して、骨や歯肉の再生を促す方法です。自身の血液を遠心分離機にかけて生成されるため、人工物などは一切含まれず、感染などのリスクが限りなく低い方法です。
※注意点:採血が必要なため、稀ですが患者様によっては内出血や一時的な手の痺れなどが生じる場合がございます。CGF/10万~30万円(税抜)
インプラント治療後のアフターケアも徹底
インプラント治療が無事に終わった後は、定期的なケアで長期的な維持を目指します。インプラントは人工物だから虫歯や歯周病にはならないと思われがちですが、大きな間違いです。特に、インプラントの歯周病と呼ばれる「インプラント周囲炎」は、自覚症状なく進行して、最終的にインプラント体脱離のリスクがあるおそろしい病気です。さらに進行も歯周病に比べて早いため、十分な注意が必要です。当院では、そういった事のないよう定期的に健診を行い、末永く使用していただけるよう適切なサポートを行っております。
インプラント治療におけるリスクや注意点について
- 外科処置となるため、手術中に血管損傷などのリスクがございます。
- 手術中に神経などに触れることで、神経麻痺を起こす可能性がございます。
- 保険適用外となるため、治療費用が高額となります。
- 治療後、定期メンテナンスが必要となり、怠るとインプラント体が抜け落ちたり、長期使用が困難となる場合がございます。
インプラント治療の費用
名称 | イメージ | 料金(税別) | |
---|---|---|---|
インプラント | ![]() |
インプラント埋入 上部構造 上部ポンティック 上部TEK(仮歯) |
インプラント埋入 200,000円 上部構造 200,000円 上部ポンティック 100,000円 上部TEK(仮歯) 5,000円 |
※上部構造(被せ物)は別途頂戴いたします。
▼インプラントオプション
名称 | イメージ | 特性 | 料金(税別) |
---|---|---|---|
ガイド手術 | ![]() |
より安全性を高めるためにインプラントガイドを作成しオペを行います。 | 50,000円/2本以上は 追加 10,000円 |
静脈内鎮静法 | ![]() |
点滴でお薬を静脈内に入れ、気持ちを落ち着かせて行う手術法。半分寝た状態で手術をするので、手術中の記憶がほとんどありません。 | 100,000円 |
ソケットリフト | ![]() |
上顎臼歯部で骨の厚みが5~8㎜の場合に行う手術です。上顎洞側に人工骨を移植するための手術です。 | 50,000円 (人工骨代含む) |
サイナスリフト | ![]() |
上顎臼歯部で骨の厚みが1~5㎜の場合に行う手術です。多量の人工骨を移植する場合に行います。 | 300,000円 (人工骨代含む) |
厚木・本厚木でリスクを抑えたインプラント治療をお探しの方へ
当院ではインプラントが患者様の第二の歯となり、以前と変わらない生活が出来るように、長期維持にこだわったインプラント治療を実施しています。患者様に出来るだけ不安や負担のないよう、事前の検査、専用オペ室、執刀医など安全な体制・環境を整え、リスクを最小限に抑えた治療のご提供に努めております。厚木・本厚木で、インプラント治療をご検討中の方はぜひ、さとう歯科クリニックまでお気軽にご相談下さい。