【確認】下顎奥歯のインプラント治療症例
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下顎奥歯のインプラント治療症例
こちらの患者さまは、かぶせ物が外れたため2018年8月に他院を受診されました。精査の結果、歯根が破折していることが判明し、抜歯となりました。前医では抜歯後2年間は治療ができないと説明を受け、不便さを感じたため当院へ来院されました。
初診時の状態
▼口腔内写真
▼レントゲン写真
初診時の口腔内写真とレントゲン写真です。
治療方法として、入れ歯・ブリッジ・インプラントのそれぞれの特徴やメリット・デメリットをご説明しました。その結果、患者さまはインプラント治療を希望されました。
精密検査の実施
抜歯した部分はしっかりと治癒しており、インプラントを入れるために十分な骨の量が確認できました。
事前にシミュレーションを行い、適切なサイズのインプラントを選択しました。また、大切な神経から十分な距離を確保できることを確認し、安全に治療が行えると判断しました。
【治療計画】
お口の中を清潔に保つためのブラッシング指導と、歯茎の基本的な治療を実施。
左下の奥歯の欠損部分にインプラントを埋入してしっかり噛める状態に回復。
インプラント手術の実施
局所麻酔を行います。その後、CT検査と事前のシミュレーションをもとに作製したガイド装置(ステント)を使用し、位置を確認しながら骨に穴を開けました。
形成した穴にインプラントを埋入しました。十分な初期固定を確認後、ジンジフォーマー(歯茎の形を整えるための部品)を装着しました。
埋入直後のレントゲン画像です。手術後は、感染予防のためのお薬と痛み止めを処方し、翌日と1週間後にご来院いただき、傷口の状態を確認しました。大きな腫れやトラブルもなく、経過は良好です。
上部構造(かぶせ物)の装着・治療完了
インプラントと顎骨がしっかりと結合したことを確認後、上部構造(かぶせ物)を製作・装着して治療完了となりました。
治療完了から2年以上経過後の状態
インプラント治療後は順調に経過し、しっかり噛める状態を取り戻すことができました。現在は3ヵ月ごとの定期メンテナンスを継続しており、問題なく安定しています。かぶせ物のゆるみや咬み合わせの変化もなく、周囲の歯や歯茎の状態も良好です。
治療から2年以上経過していますが、レントゲン検査でも骨の状態に異常は認められていません。歯茎の腫れや炎症もなく、インプラントは良好に機能しています。
今回の症例では、抜歯によって咬み合わせのバランスが崩れかけていましたが、インプラント治療により安定しました。また、定期的なメンテナンスを継続することで、お口の中の健康を長期的に保つことにつながっています。
| 年齢・性別 | 60代 女性 |
|---|---|
| 治療期間 | 約9ヵ月 |
| 治療回数 | ◯回 |
| 治療費 | ◯◯円(税込) |
| リスクなど | ・過度な咬合力により、上部構造が破損・脱離する可能性があります。 ・日々のお手入れ、定期メンテナンスを怠るとインプラント周囲炎のリスクが高まります。 |












