新型コロナウイルス対策について
投稿日:2020年3月17日
カテゴリ:お知らせ
当院は感染対策強化型診療所の認定をいただいております
さとう歯科医院では、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、感染対策を強化し、患者さま、スタッフの安全確保に取り組んでおります。
この度、日々の感染対策が認められ、神奈川県歯科医師会より、新型コロナウイルスの対策がしっかり行われている施設として「感染対策強化型診療所(感強診)」の認定をいただきました。
これからも、院内感染防止はもちろん、地域の感染拡大防止や医療提供体制の崩壊防止などを念頭に、患者さま・スタッフが不安なく治療に取り組めるよう、より一層、感染対策に力を入れてまいりますので、どうぞ安心してご来院ください。
歯科治療で新型コロナウィルスに感染する心配をされている方へ
- 機械や人が感染源にならないように、日常的に様々なウィルス感染リスクにさらされている歯科医療現場には、口腔感染予防策が施されていますので安心してください。
当院のコロナ感染対策についてはこちらから>> - 歯周病菌はウィルスを体内に侵入させやすい為、むしろ積極的な口腔ケアは必要といえます。
- 現状の口腔内状態についての説明をよく聞いて、治療の継続や中断についての判断は、かかりつけ医療機関、担当医等の指示により相談して決めましょう。
一部のマスメディア情報により、歯科医師や歯科衛生士といった歯科の現場に携わる人たちが新型コロナウィルス感染症の感染をしやすい危険な場所であるといった内容がでたそうです。その為か、スタッフの数を減らし、少数の患者さん対応をしている歯医者も新聞記事に出始め、身近な歯科医療機関にも現実に起こっていますし、当院もその影響の例外ではありません。
しかしながら、多くの歯科医療現場では、新型コロナウィルス感染症に限らず、肝炎やインフルエンザ等、常日頃から様々なウィルス感染リスクと関わっていることは、医療従事者として当然の認識です。患者や歯科医師他スタッフ等が双方に感染しない為には、感染症リスク対策として日常的に行っていることが、徹底できているか否かにつきます。
ウィルスと名の付く感染症リスクの観点で、使い捨てにすべきものをすべて交換し、直接口腔内に使用した専用器具等は高精度機械で滅菌して使用し、患者間・従業員間での感染を防ぐことは、そもそも安全な診療環境維持・存続の為に必要なことです。
歯科医療現場において、日常的に感染予防対策を図っている環境であることを明確に示し伝え、それでもなお患者さんお一人ずつに、手指消毒やうがい等、診療時の感染対策にも十分ご理解の上、感染対策をしている環境で治療を継続できることを安心材料にして頂きたいと願います。
インフルエンザの感染に関する研究からも、歯周病菌は体内にウィルスを侵入させやすくする酵素を出すといわれている為、治療継続を躊躇(ちゅうちょ)して口腔ケアを十分に受けずにいることは、むしろ口腔内環境を悪くし新型コロナウィルスの感染リスクを高めてしまうといってよいわけです。
したがって、歯周病の治療や、経過処置を受けている最中の方、また連続する根の治療(感染根管治療)等を必要とし受けている患者さんには、現在の状態や治療継続の主旨目的、継続の必要性について十分に理解を頂く事が、ご自身の体を守る為にとても大切な情報となります。かかりつけの歯科医院でどのような経過判断をしているのかよく話を聞き、継続の必要性が高いのか、少し期間をあけても良いのか、よく相談をして決めていきましょう。
新型コロナウイルス対策について
当院では新型コロナウイルス対策として以下のことに取り組んでおります。
院内感染予防として普段から行っている取り組み
- マスクとグローブ(医療用ゴム手袋)、ゴーグルの着用。
- グローブの患者様ごとの交換。
- 患者様用のエプロン、コップは患者様ごとに廃棄。
- 治療器具は、ドリル等のハンドピースを含め患者様ごとに交換。
- 消毒滅菌した治療器具は滅菌パックにて保管、使用時に開封。
- 口腔外バキュームを使用して飛散物質を99%除去(飛沫および粉塵の吸引)。
- 診療台や操作パネル等の消毒液による清拭。
- スタッフの頻繁な手洗いと手指消毒。
- 診療室・待合室内での医療用空間除菌機の稼働。
- 殺菌効果の高い次亜塩素酸水を院内で生成し、うがいをはじめ、機器や器具の消毒を実施。
- 電解中性機能水システム(※)による、治療で使用する水の除菌。
※「ポセイドン」(医院の水配管内の細菌などの繁殖を抑え、治療環境を衛生的に保つためのシステム)
その他、院内感染対策について詳しくは衛生管理にこだわりページを御覧ください。
新型コロナウイルス対策として追加で行っている取り組み
スマートチェッカー ライトによる非接触の検温・手指消毒を実施
当院では、ご来院時にスムーズな検温・消毒が行えるよう、入り口に「スマートチェッカー ライト」という機器を設置し、非接触での検温・手指消毒を実施しております。
マスクなども取り外すことなく、手をかざすだけで高精度な検温と消毒が行えます。
- 玄関、待合室への手指消毒液の設置。
- ドアノブ、取っ手、手すりの消毒液による清拭。
- 待合室ソファの消毒液による清拭。
- 待合室、診療室の定期的な換気。
- 定期出入り業者への検温指示、納品場所の指定。
- 毎日のスタッフの検温と健康状態の確認。
- 初診・再初診で来院された方への問診アンケート回収。
- キッズスペースの玩具類の撤去。
- 待合室内の新聞・雑誌類の撤去。
- 会計前のビニールカーテンの設置、金銭授受トレー追加。
- 患者さんに処置前のうがい(イソジンガーグル液)のお願い。
患者様にはご不便をおかけいたしますが、安全な歯科診療を行う為、最善の対策に努めますので、何卒ご理解ご協力頂けますよう宜しくお願い致します。
その他何かご心配な点がございましたら、スタッフへお声かけ下さい。
さとう歯科クリニック 院長
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