上荻野小学校　歯科健診　2021年

先日6月3日（木）、全学年の児童の皆さんを対象に、虫歯のチェックをする歯科健診の為、院長先生が学校医となっています厚木市立上荻野小学校に行ってまいりました。

これまでは、歯科健診は毎年定例で行っていましたが、昨年はコロナの影響を強く受け、アンケート形式での調査のみとなったため、直接お口の中をみる時間を設けることが出来ませんでした。

 コロナの影響がなかった頃であれば、学校が終わると外に遊びに出る時間もあったりして、外出の時間が少なからずあったはずでしたが、今はこの影響下により家の中で過ごす時間も増えているせいか、平均的に虫歯の本数が増えていました。

 家時間が増えることがなぜ虫歯が増えることに関係するのかと言えば、家に居る時間が長くなったことで、お菓子やジュースを口にする回数が増えているのではないか、おやつの度に歯磨きまで出来ているかという点に、原因が関係していると考えています。マスクをしていると、少し息苦しくなるため鼻呼吸よりも口呼吸になります。口呼吸により口腔内が乾燥した状態が続くと、虫歯菌を含む悪い細菌たちが増殖してしまいます。

 昨年から各種報道より散見する「受診控え」により、治療の時期が遅れ悪化するケースが増えています。歯科の受診控えをしていた方は早々に、かかりつけ歯科医院への問合せ受診頂くことをおすすめします。定期メンテナンスでお口の中をきれいにすることは、細菌感染やウィルスにも効果的です。お口の健康から体全体の健康を守りましょう！