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医科歯科連携って?その①「周術期等の口腔機能管理」

投稿日:2019年11月14日

カテゴリ:スタッフブログ

こんばんは、コーディネーターの藤田です。本日もブログアップ頑張ります。

本日は「周術期等の口腔機能管理」についてお話します。

病院で入院・手術等を予定している患者さんの中で、手術内容によりその術前に、歯科医院で口腔内清掃や術後の管理指導を受けてからでないとならないケースがあるという、医科歯科連携の流れがあることをご存知でしょうか。

「周術期等の口腔機能管理」を行う歯科の役割は、近年医科の観点においても、口腔内環境が良好か不良かにより、術後の経過を左右する重要な役目を担っています。

例えば手術時に、口腔内に動揺(ぐらつき)が見られるような状態の歯があると、胃カメラ等の使用時に口腔内で器具が接触し、歯が折れたり抜けたりすると誤嚥の危険性が生じます。またその他にも、口腔内の汚れ(細菌類)が術中に肺に届いてしまうことや、感染リスク等の異常を術前に予め診断しておくことが重要になる場合、医科の主治医の先生からの依頼として、歯科に指示通達が入ります。術前の限られたスケジュール・期間内で検査および処置を済ませ、手術後の経過確認等もしていくところまでが管理に含まれます。

こうした医療連携活動も、まだ一部の歯科医院でしか対応がありません。積極的な地域医療の貢献ができる環境として、これも「かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所」である役割の一つと言えます。

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